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つばさものがたり/感動小説

今週のお題「卒業」

卒業とはまた違うかもしれませんが、最近読み終えた凄く感動した小説を紹介したいなと思います!

「つばさものがたり」雫井脩介さん

とゆう方の小説です。

私は、小説の世界に比較的飲み込まれるタイプなんですけど

私はこの小説ハマりすぎて、通勤中もずっと読んでいました。笑

そして朝から目を潤ませておりました。

 

久々に自分の中で名作に出会えた気がしています。

と言っても普段は自己啓発が多いので、この手の小説を読むこと自体は久々でした。

自己啓発と違うのは、冒頭から引き込まれる訳ではないとゆうこと。

小説、作品とゆうものは努力と同じようなもので

読んでいくうちに自分の意見や、感情移入をしていく

気づいたらこの世界の道が拓かれる。

それが小説だと思います。

 

さて皆さんにぜひ読んでもらいたいので、簡単に内容を話せたらなと思います。

メインとなる人物は女性です。

27歳とゆう若さで乳がんと闘い、自分のやりたいこと、自分の人生、自分の大切な家族の為に一心不乱に闘病するストーリーです。

闘病と言えども、入院する訳ではなく。自分の店を開店し、母、兄、兄の家族、そして地元の人々とケーキ屋を営業していく。

その先には華々しい世界が待っている。

と思ったら。現実は。転移はそんなに甘くなかった。

今作のメインヒロイン{小麦}は果たして自分の描いていた人生を過ごしていけるのか。。

ここでカギを握るのは兄{代二郎}の息子{叶夢}。

叶夢は普通の子供じゃない。実は統合失調症の疑いがある彼には人には見えない力があり、彼の成長と共に、周囲の大人たちは叶夢に大きな期待を背負い、そして人生をまるでスコアを詠み取ったかのように分かるオーラ。

これが小麦の人生を大きく左右する。

そんなストーリーです。

 

私は、この作品を読んで自分の人生をいかに頑張るか。

自分の頑張る姿勢というのは周りの人間にどれだけの影響を及ぼすか。

凄く勉強させられる作品でした。

それと同時に「神様っているんだな」と思わされる作品でした。

私はこの作品の終わりを迎えたとき、映画を観てる訳でもないのに自然と涙が溢れそして拍手をしていました。

これが小説かと。これが小説の世界でしか味わえない、ドラマやアニメや映画では味わえない自分の世界に入り込んで感動することか。

そんなことをおもいました。

最近私もよく感じること。普通に生きていれるとゆうのはどれだけ素晴らしい事なのか

それだけでも幸せなことなのかを実感しました。

 

以前NHKで「障害のある方数名と芸能人の方が話し合う」そんなコーナーがありました。

今でも覚えていますがとある芸能人が「頑張ってください!」といったら

「頑張ってなんていわないでください」と言っていました。

私はそれをたまたま観て

「既に色んな衝突から毎日戦っている人にそんなことを言うのは本当に失礼な話」

そう認識しました。

私の知人の息子に盲目者の方がいますが、その方は音声携帯を巧みに使い

メールをバンバン送ってくれます。私たちは目で見て確認できてなんお障害もありません。それが当たり前になっていますが

その人はその時点人と違う頑張りをしないと携帯も使えない。

それを感じました。

通勤ラッシュでもそうです。自分が急いでい、余裕がない人とゆうのは

盲目者の杖さえも見る余裕がなく、よくぶつかったり黄色線を制圧している光景を目にしますが

私が自分しか見えないと思うのはそういうことで

他人の気持ちなど関係ない人がいるとゆうことです。

自分が同じ立場に居たらどれほどの感情が芽生えるのか。

私に何かそういう力があったら替えてやりたい気分にいつもなります。

 

さて話が少し逸れてしまいましたすいません。

私は日本のドラマや映画がじゃないんですが、この作品がもしドラマや映画になったら

間違いなく観ます。

それだけ自分の中でヒットした作品でした。

本当にいい作品をありがとうございますと言いたい!

そんな訳でみなさんもぜひ読んでみてください。

小説苦手とゆう方も、頑張って最後まで読んでみると感動に出会えること間違いなしで

す!確信があります!